世界同時株安です
ギリシャ情勢が一旦落ち着いた後に株価は上昇していましたが、再び下落の一途を辿っています。
本質的な解決がなされておらず危機がまたぶりかえしてきただけであり、当然の結果だろうと思います。
ギリシャがユーロ離脱というシナリオに進むのかどうかが次の焦点になりそうです。
株安と同時に円高も進んでおり、もうすぐ為替介入をしていた水準まできています。
円高は悪いという論調が多いですが、円高が困るのは輸出企業だけで、ほとんどの企業と個人にとってはやや円高がよいのです。
円安になれば、食料や燃料、雑貨等の輸入に頼っているものすべてが値上がりし、国民生活に直接影響を与えます。
「リスク回避の円買い」という言葉を経済ニュースでよく聞きますが、この言葉を聞けているうちは日本は大丈夫です。
危機が起こったときこそ人は本音で行動するのであり、その時に日本が選ばれるのですからたいしたものです。