元上司の一言
私が大日本印刷の新入社員だった時のことです。
同じチーム内にすごく仕事が早い先輩がいました。
その方の仕事の出来はイマイチだったのですが、とある時に上司が言いました。
「あいつは仕事は少々雑やけどめちゃくちゃ早い。俺はそれを評価する。」
丁寧かつ早いのが最良なのは当然ですが、それは難しいところです。
「遅いが丁寧」が良いか、「早いが雑」が良いか、どちらの方が評価が高いか?
それは仕事内容による、といえばそれまでですが、私も後者をとりたいと思います。
やはり早いのはよいことです。
特に多くの人が連携して一つの仕事を進める場合、一人が遅ければ全体に迷惑がかかります。
その元上司の何気ない一言が私の頭にずっと残っており、今でも仕事を早くこなすように意識しています。
ただ、税理士として失敗が許されない場面がありますので、その時は時間をたっぷり費やしています。