カテゴリー : 資産運用

本日は上場株式優遇税制適用最終日です

今日中に利益確定すれば10%の税率です。
明日になると20%の税率です。
単純に税金が倍になってしまいます!
私は昨日までに利益が出ているものはすべて売却しました。
銘柄によっては本日の取引終了間際に暴落を予想しており、あまりに下げれば少し買い戻ししたいと思います。

明日からNISAが解禁になりますので年始にかけては多少の値上がりを予想しますが、それ以降は期待しておりません。
個人投資家の年間100万円の枠だけでは、巨額マネーを投下する外国人投資家には対抗できないからです。
アベノミクス開始の昨年から今日まで株価はかなり上がりましたが、今日を境に一進一退になると予想しています。

ついでにもう一つ資産運用の話を

知り合いの方から「株を買いたいんやけど、どうしたらいい?」という相談を受けました。
証券会社に口座を開くところから逐一教えました。
証券口座と銀行口座の違いがいまいち理解できないようでしたが、とにかく口座を開いて入金して株を買えばわかるはずです。
習うより慣れよというやつです。

持論ですが、今の時代は若いうちから資産運用に慣れ親しんでおくべきです。
投資は長年の経験だけが頼りになるからです。
もう一つの理由は、年金だけをあてにしていたら老後が大変なことになりかねないからです。
利子、配当、不動産賃貸料等の不労所得をできるだけ多く持つことが将来の安心につながります。

最近は来年からスタートするNISA効果で株式投資を始めたいと思う方が増えているようです。
21日開催の消費税セミナーは結局集客できずに閑古鳥が鳴く予定ですが、株式投資セミナーを開いたら人が集まってくれるかも?

久々に資産運用の話を

アメリカの株価も過去最高値を更新し続けており、年末に向けて果たしてどこまで上がるか?とういう感じになってきまいた。
これも金融緩和継続が前提になっており、縮小するとなると一旦暴落するのでしょうが、それを見越していつ売るか?のチキンレースになるのだろうと考えています。

日本株もしばらく停滞していましたが、ここに来て大幅上昇が続いています。
個人投資家は来年増税になりますので本年中に一旦利益確定売りを出すはずですが、外人は関係ありませんので相場に対する影響は低そうです。
問題はアベノミクス腰折れ懸念ですが、現実味を帯びてくるのはもう少し先になりますので来年春頃までは堅調に推移するのではないでしょうか。

個人投資家の戦略としては、、、
1.含み益があるものは12月25日までにすべて売却
2.持っていないと不安な銘柄は同値で買い戻す
3.それほど執着しないものは来年になってから値下がりすれば買い戻す
4.その際、高配当利回りまたは安値放置銘柄についてはNISA口座にて買い戻す
こんなところでしょうか。

為替に関してもドルが100円を超えてきており、どこまで円安が進むか見ものです。
まぁ90円台で買っておけば大丈夫だろうと思ってましたので、FXでいくつかポジションを取っていました。
おかげさまで含み益状態になっております。
決済益もさることながら、豪ドルや南アランドの買いポジションによるスワップ利益も得ています。
いつか株式配当とスワップだけで最低限の生活が営めるようになるのが私の目標です。

東京五輪開催決定と株式投資

2020年の東京五輪開催が決定し、株価も上昇となっております。
建設・観光・インフラ関連が注目を浴びているようです。
残念ながら私の保有銘柄はあまり恩恵を受けておりませんが…

面白いのがALSOKが上がっていることです。
あのテレビCMと五輪開催で連想買いされているようです。
確かに警備が必要になるのはわかりますが、開催期間だけなので利益への貢献は薄いのでは?
株価はいずれ元に戻ると思います。

五輪開催と言っても7年後のことですし、冷静になって考えれば経済的にそれほど大きなインパクトにはならないと思うのですが、景気はまさに「気」からですので、これをきっかけに日本国民の気持ちが上向きになって少しでもお金が消費に向かえばよいのですが、消費税増税・社会保険料負担増・年金減額不安の巨大な壁がそびえ立っている限り日本は厳しいと思います。

株式投資での交通事故とは?

アイエムアイという会社に投資しているのですが、先日MBOを発表し、上場廃止の予定となりました。
買い付け価格は2620円とのことです。
取得価格が1430円ですので売却益が発生しますが、配当目当てで買っていただけに、突然のサヨナラは大変残念です。

このように、株式投資をしていると、交通事故みたいなことが起こります。
それはTOB(株式公開買い付け:take-over bid)とMBO(マネジメントバイアウト)です。
TOBはテレビのニュース等でたまに取り上げられるので、株式投資をしていない方も聞いたことがあるかと思います。
どういうものか簡単に言うと、第三者が○○○円で株式を買い取りますと宣言することです。
MBOは、その第三者が経営陣であり、自らが買い上げて上場廃止にするのが目的です。
これに応じるかどうかは各株主の判断になります。

上場企業でこれらが行われると、ほとんどの場合上場廃止となります。
上場廃止になれば市場で売ることができなくなります。
つまり、弱小個人株主はこれに応じるしか選択肢がありません。

私は過去にTOBやMBOにより手放した株式が結構あります。
たいていは売却益が出るのですが、高いときに買ってしまった場合は売ると損失になってしまいます。
そんな価格で売りたくないのに…と思ってもどうしようもありません。
しかもTOBやMBOは何か予兆があるわけでなく、突然発表されます。
なので私は交通事故という表現をしています。