株式投資での交通事故とは?

アイエムアイという会社に投資しているのですが、先日MBOを発表し、上場廃止の予定となりました。
買い付け価格は2620円とのことです。
取得価格が1430円ですので売却益が発生しますが、配当目当てで買っていただけに、突然のサヨナラは大変残念です。

このように、株式投資をしていると、交通事故みたいなことが起こります。
それはTOB(株式公開買い付け:take-over bid)とMBO(マネジメントバイアウト)です。
TOBはテレビのニュース等でたまに取り上げられるので、株式投資をしていない方も聞いたことがあるかと思います。
どういうものか簡単に言うと、第三者が○○○円で株式を買い取りますと宣言することです。
MBOは、その第三者が経営陣であり、自らが買い上げて上場廃止にするのが目的です。
これに応じるかどうかは各株主の判断になります。

上場企業でこれらが行われると、ほとんどの場合上場廃止となります。
上場廃止になれば市場で売ることができなくなります。
つまり、弱小個人株主はこれに応じるしか選択肢がありません。

私は過去にTOBやMBOにより手放した株式が結構あります。
たいていは売却益が出るのですが、高いときに買ってしまった場合は売ると損失になってしまいます。
そんな価格で売りたくないのに…と思ってもどうしようもありません。
しかもTOBやMBOは何か予兆があるわけでなく、突然発表されます。
なので私は交通事故という表現をしています。

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