バブル後最安値

東証TOPIXがリーマンショック後の安値を更新し、バブル後の最安値を更新しました。
1983年12月以来、29年ぶりの安値水準とのことです。
私は1977年12月生まれですので、29年前にこの世に存在はしていましたが、当時の事など幼児の私には知る由もありません。
バブルそのものも当時は学生だったため、何の恩恵も受けることができなかった不幸な世代です。
当時と今との経済状況の違いはわかりませんが、当時と明らかに違うのは、株価が世界情勢に大きく左右されるようになったことだと思います。
今や日本株売買の多くは外国人投資家が手がけているらしく、そこにも今回の安値の原因があるのかもしれません。

ところで、あらゆる物事は正規分布に基づくという説があります。
バブル最高値が正規分布の山に相当するのだとすると、今後は株価は落ちる一方になります。
日本国の実態を考えても、今後少子高齢化が進みすぎて日本人は絶滅する可能性もあることを考えると、あながち間違いではない気もします。

逆に円相場はというと、当時のレートは詳しく知りませんが、今は当時に比べてかなり円高になっているはずです。
日本株は売られ、日本円は買われるといういびつな状況が常態化していますが、いずれはこの歪みが解消されるときがくるはずです。
それならば株が買われるのか円が売られるのか、どちらの可能性が高いか?となれば断然円が売られる方でしょう。
そういう訳で、私は円売り外貨買いを以前から実行しています。
今は円高により多額の含み損を抱えていますが、必ず円安になるときが来るという信念に基づいて少しずつ円売りポジションを増やしております。

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