小規模企業共済加入をお勧めします

私は国の広報部長でも何でもないのですが、中小企業経営者及び共同経営者並びに個人事業主の方に、小規模企業共済への加入をお勧めしています。
関与先で未加入の方には必ずパンフレット等をお渡ししてお勧めするのですが、ウェブサイト上でも記事にしておこうと思い立ちましたので記載させていただきます。

【小規模企業共済とは?】
独立行政法人中小企業基盤整備機構が運営している「経営者の退職金制度」です。
自分で掛金の金額を設定し、その掛金を支払います。
最高で年額84万円まで掛けることができ、なんとその全額が所得控除の対象になります。
高所得者で最高税率(所得税住民税合計50%)を負担されている方なら税負担を42万円軽減できます。
生命保険や地震保険の所得控除額とは比べ物になりません。
最終的に引退または廃業した場合に「退職金」として掛金総額+αを受け取れます。

この「退職金」がメリット大で、退職所得は税制上優遇されているため多くの場合で税が課されません。
毎年の所得から掛金全額が控除され、受取時には税が課されず増額されて戻ってくる…株式やゴールドに投資する資金があるなら真っ先に加入すべきです。

退職所得の金額の計算上、加入期間が長ければ長いほど退職所得控除額が大きくなります。
ですので、たとえ少額であっても早期に加入して加入期間をできるだけ長くすべきです。
私も開業後すぐに加入しました。(金額はわずかですが…)
掛金は毎年変更が可能ですので、その時の資金状況に応じて加減すればとよいと思います。

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