政党等寄附金迂回問題

最近さかんにメディアで取り上げられていました。
政治家が自らの政治団体に寄付し、寄付金控除により自らの税負担を減少させ、寄付したお金を再び手元へ戻すという手法です。

政党等への寄附金がある場合、確定申告することにより控除を受けられます。
そのほか、赤十字や中央募金会、認定NPO法人に対する寄付も同様です。
寄付なら何でもOKではなく、相手先が限定されています。
寄附金控除の要件を満たしていない寄付について、なぜ寄附金控除を受けられないのかと憤慨する方もいますが、本来の寄付の精神を忘れていることに対する恥ずかしさはないのか…と思ってしまいます。

話がそれましたが、そもそも政党等への寄附金がなぜ税制上の恩恵を受けられる対象になっているのでしょうか?
私にはよくわかりません。
税制を決めるのは政治家なので、自らを利する制度を作っているのでは?と疑ってしまいます。
税制は国を支える根幹ですので、それを決める立場の政治家にはこういう行為は行ってほしくないと思います。

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