固定資産税にご注意を

朝のテレビでやっていたのですが、27年間もの間、小規模宅地の軽減特例の適用漏れで過大徴収を受けていたご夫婦がいるそうです。
滞納による延滞金も発生して自宅の売却を余儀なくされた後に課税誤りが発覚したようです。

所詮人のやることですので間違いは起こります。
面積が違う、利用区分が違う、特例税率が不適用…誤る要素はたくさんあります。
実際のところ、固定資産税の課税誤りはほとんどの自治体で発生しています。
私のお客様にも農地について課税誤りがあって返還を受けた方がいます。
なかには「あなたの固定資産税を下げます」というキャッチフレーズでビジネスにしている方もいるほどです。
それほど間違いが多いのが固定資産税なのです。
そもそも、固定資産税という課税手法そのものに無理があるように思います。
地方自治体にとっては貴重な収入源になっているので、固定資産税がなくなることはあり得ないとは思いますが…

毎年送られてくる課税明細書をじっくり見る方はほとんどいないと思いますが、誤りがないか一度見てみることをお勧めします。

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