<金投資>若い世代に人気 年金不安に安全志向反映
ヤフーニュースにあった上記のタイトルの記事を読みました。
ある証券会社では純金積立口座の3割程度が20~30代とのことです。
実は私もその中に入っております…
私の個人的考えですが、金の購入は投資ではないと思っております。
なぜなら金は保有していても何のリターンも得られないからです。
株式なら配当、不動産なら賃貸収入、FXならスワップ、銀行預金なら利息があります。
売却益を得るのも投資収益の一つですが、それは投資の本流ではないと考えます。
あくまで所有することで利益を得られるのが投資だと思います。
資産分散を実行するにあたり、金は欠かせない存在であることは間違いありません。
貨幣価値はその国の力によって支えられているだけであり、国が滅びれば貨幣も価値を失います。
しかし、金は古代から人類共通の価値あるものとして君臨しており、その安心感は他に代えられるものではありません。
とはいえ、金の理想的な保有割合としては、総資産額の1割、多くても2割程度ではないでしょうか。
これから投資をスタートする方がいきなり金を買うのは間違っていると思います。
まずは株式や為替から始め、「所有によるリターン」を得る手段を持つことから始めなければなりません。
消費税増税と同じで、「その前にやるべき事があるだろう」という話です。