すばるホールの申告会場へ行ってきました

申告会場開催初日ということもあり、結構な混雑でした。
税理士として納税者対応を行った感想ですが、去年と比較すると株式の譲渡と配当の資料を持参する方が多かったです。
アベノミクス効果で株価がかなり上がりましたからね。
当然の結果かなと思うところです。
株価が上がれば国の税収も増えます。

実は配当所得の扱いがやっかいでして、上場株式の配当等は以下の3つの選択肢があります。
1.申告不要
2.総合課税
3.分離課税

その他の所得や扶養の状況を考慮してどの方法を選択するかの決定をしなければなりません。
所得税のことだけ考えていると健康保険料で足元をすくわれるのが最悪のケースです。
相談者にとって最大の利益になるようにアドバイスはしますが、短時間ですのですべて聞き取れていない可能性があり、間違った選択をしてしまっていないかが少し不安です。
次回すばるホールは2/12に担当予定です。

ふるさと納税について

2週間ぶりの更新です。
確定申告に向けていろいろ動き出しており、更新がおろそかになってしまいました…
こんなことでは2月はまったく更新できそうにない恐れがありますが、時間をみつけて更新に励みたいと思います。

ふるさと納税についてテレビで取り上げられていたのですが、強調していたのは実質負担2000円で5000円前後相当の贈呈品がもらえるというものです。
ふるさと納税のそもそもの主旨は、自分の地元や特別に応援したい自治体に納税できるようにするための制度なのに、どうも違う方向へ向かっているようです。
実質負担2000円の意味は寄付金控除の足切り額が2000円だからなのですが、寄付金控除の仕組みを理解していない方が多いのではないでしょうか。
寄付金控除を受けるために確定申告をしないと実質負担2000円にはならないので、普段確定申告をしないサラリーマンが申告しなければならない手間を考えると、贈呈品がもらえるからといって安易に行うものではないのでは?と思います。

お知らせですが、2/4から富田林税務署が行う申告相談会場(すばるホール)がオープンします。
税理士もお手伝いをするのですが、初日と2/12が私の割り当て日です。
税理士は還付申告を中心に簡易なものしか扱わないことになっているので、力を発揮できる機会がないのが少々残念です。

円安の是非

先日、日本の貿易統計が発表されましたが、円安になっても輸出は増えていないようです。
海外生産が進んでいて円高円安関係なく輸出そのものが減っているのが原因のようです。
日本はもはや貿易立国ではないということです。

円安で苦しめられている中小企業は多いです。
海外進出できない中小零細企業は何の恩恵もありません。
従業員の給料アップなど夢のまた夢です。

一般消費者にとっても円安はメリットがありません。
1ドル110円や115円になるという専門家もいますが、もしそうなればさらなる物価高に見舞われます。
これに消費税増税が追い討ちをかけることに…
そろそろ円安政策の転換が必要な時ではないでしょうか。

年末調整指導会の担当をします

大阪狭山市商工会にて開催される年末調整指導会の講師を担当します。
おそらく大阪狭山市商工会員でないと参加できないと思いますが、一応ここで告知しておきます。
私の担当は、1月8日(水)10:00~16:00です。
日程は他にもありますので詳細は大阪狭山市商工会へお問い合わせください。

年末はすでに終わっているのに今から年末調整?と気付いた方も多いと思いますが、零細企業や個人事業では年越し年調は意外と多いです。
規模の大きい会社では年末調整は年内に実施されるのが当たり前ですが…
多忙でそんなことやってられないという経営者様が多いのが実情です。

とはいえ、私のお客様に関してはできる限り年内に計算及び還付を実施するようにしています。
その理由は、従業員は年末に還付金をもらえるのを楽しみにしているからです(私が従業員のときはそうでした…)
ささやかな楽しみですが、経営陣がそれに答えることで従業員満足につながるなら安いものです。

あけましておめでとうございます

昨年は様々な相談会で多くの方々とお会いすることができました。
自主開催のセミナーも実施し、開業2年目としては充実した1年でした。
そして、このホームページ経由でお客様になっていただいた方々に感謝です。

本年もこのホームページを通して新しい出会いがあればと思います。
いろいろ情報発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

↓↓平井真介税理士事務所の看板犬「カイ」です。↓↓
看板犬カイ