あけましておめでとうございます

アメリカの株式市場は2日から始まっており、財政の壁問題の解決策により大幅上昇スタートとなりました。
日本は4日から取引開始でして、なんともぼんやりしているなぁと思うのは私だけでしょうか。
為替は相変わらず円安が進んでおり、野田前首相の解散前から1割も安くなりました。
株価の上昇はよいのですが、急激な為替変動は困りものです。
2013年はとにかくデフレ不景気から脱し、経済が良い方向に進んでくれることを願います。

私事ですが、開業して初めての確定申告期を迎えます。
2/18から3/12までのほぼ毎日、どこかの申告相談会に行く予定になっております。
体調を崩して予定に穴を空けることがないよう、健康管理に気をつけることが最大の課題かもしれません。

昨年末に予告しました通り、畑山氏との対談記事をアップいたしますので、ご興味のある方はご一読くだされば幸いです。
カンパニータンク2013年1月号(国際情報マネジメント有限会社 発行)平井真介税理士事務所
本ブログを見てくださっている皆様にとって、商売繁盛の一年になることを祈願いたします。

本年最後の更新です

日経平均株価が年初来高値を更新して終了しました。
安部政権による円安誘導策への期待から、円安が進み、輸出関連株が買われたことによります。
残念ながら、私好みの「高利益率、無借金、低PBR」銘柄には資金が入ってきておらず、あまり恩恵を受けておりません。
来年以降の全体的な盛り上がりに期待します。

ところで、円安株高が日本経済を救うようなイメージが先行していますが、果たして本当でしょうか?
円安でメリットを受けるのは国内輸出企業ですが、多くは大企業だと思います。
大企業が潤ったとしても、その従業員や下請け企業に利益を分配するかどうかは別問題です。
さらに下請け企業である中小企業は、これまでの不景気で多大なダメージを受けており、従業員の給与を増やすところまで回復するのはかなり時間がかかるはずです。

株高で恩恵を受けるのは、もちろん株を持っている人です。
現在株が上がってますが、今日本株を買っているのは外国人です。
株が上がって利益を得る人は、1に外国人投資家、2に国内富裕層です。
日本人のほとんどは投資教育を受けておらず、投資に消極的なため、株式を保有しておりません。
よって、株価がどれだけ上がろうと、一般的な日本人は利益を享受できません。

私はむしろ、円安による輸入価格の上昇で、電気代や食料品等の値上げが心配です。
日本は日常生活に必要な物資の多くは輸入に頼っているのが実情です。
行き過ぎた円高は困りますが、やや円高くらいが日本で生活するにはちょうどいいのでは?とも思います。
細かいことですが、年末年始に海外旅行へ行かれる方にとっては、この円安は残念なことになりましたね…

畑山隆則氏との記念写真

【出典:カンパニータンク 2013年1月号(国際情報マネジメント有限会社 発行)】

企業情報誌「カンパニータンク 2013年1月号」の取材インタビュー時の写真です。
インタビュアーは、元プロボクシング世界王者の畑山隆則氏でした。
現在は実業家としても活躍されているようで、心も体も頑丈な方だなぁという印象を受けました。
「カンパニータンク 2013年1月号」は2013年1月1日発売です!
しかし、残念ながら大きな書店でしか売っておりません…
掲載予定の私のインタビュー記事は、「カンパニータンク 2013年1月号」発売後にアップ予定です。

とある社長からの質問

某証券会社が取り扱っているハイイールド債(通貨選択型)を証券マンに勧められたのだがどうか?という質問を受けました。
結論としては、買うべきではないとアドバイスしました。
理由は以下の通りです。
・社長自身が商品の内容を理解していない
・利回りが高い債券で運用とのことだが、安全性が低い債権を扱っている
・すべて外貨建てのため、為替変動の影響をもろに受ける
・購入時手数料と運用手数料が高い

ネット証券での取引しかしたことがない私が言うのも何ですが、証券会社や銀行が勧める商品については、以下を心がけるとよいかと思います。
1.自分が理解できないものは買わない
2.外貨建ての投資商品は基本的に避ける
(外貨の運用は別の手段で行うべき)
3.手数料ができるだけ安いものを選ぶ
(一番最後に勧められるものが買う側にとって最良の商品だと言う人もいます…)

租税教室のワンシーンです

先日、太子町立中学校にて実施しました租税教室の授業風景です。
税の使われ方、国の財政、公正公平な税負担等について講義しました。
右側の写真は、なんと1億円が入ったアタッシュケースです!
…と言って生徒さんの気を引くシーンなのですが、想像以上に受けがよくて、その後の授業に戻るタイミングに苦労しました。
また租税教室の依頼があればやりたいと思います。